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ボイセンベリーとは

日本ではまだまだ知られていないボイセンベリーですが、小さくかわいい一粒の中に溢れるほどたくさんの魅力を秘めています。

大きさはちょうど一口サイズ。重さは6gから12g程度まで。

房の一つ一つに小さな種がありますが、そのまま食べても気になる程ではありません。
果実をそのまま食べることができます。

甘酸っぱく爽やかな味わい。

フランボワーズにも似た芳醇な香りで、深く濃いダークレッドが見た目にも美しい果実です。
 
様々な料理やスイーツ、飲料に用いることで今までになかった新しい美味しさに巡り合うことができるはずです

原産地はアメリカ-カリフォルニア、世界的な主産地はニュージーランドのネルソン地域。

ほとんどはヨーロッパへ輸出され「ミラクルベリー」とか「食卓にボイセンベリー」と言われる
ほど一般的で、多くの人に「健康果実」として愛される果物です。

日本国内におけるボイセンベリーの栽培は大変珍しく、「新しいベリー」「新しい西洋果実」として広めていきたいと考えています。

学術名 Rubus sp. Hybrid”Boysen” (ルバス属雑種ボイズン) 

 
ボイセンベリーの名はこの植物を初めて選抜し、カリフォルニアで栽培に成功したボイズン氏から取られたものです。ブラックベリーとラズベリーの交配種との説が有力ですが、現在までにこれらの交配によってボイセンベリーが生まれることは確認できていません。突然変異によって出現した品種と思われます。

一般分析値

項目 数値
PH 3.0〜3.5
酸度(クエン酸) 0.9〜1.8%
固形分 8.8〜11.2°Brix
総糖分 8.5〜14g/100g
ブドウ糖 3.6g/100g
果糖 3.7g/100g
蔗糖 0.7g/100g
有機酸 クエン酸、リンゴ酸と少量のコハク酸
(クエン酸とリンゴ酸の総計2%)