健康と美容に
ボイセンベリーはその美味しさだけでなく、含有する栄養成分の健康と美容に対する効果が大いに期待される注目の果実です。

ポリフェノール(抗酸化作用で活性酸素を抑制)

活性酸素をいかに努力し無害化するかが健康と美容維持の一つの大きな分かれ道になります。十分な睡眠をとることが最も重要で抗酸化ホルモンを活性化させますが、次に大切なのは抗酸化機能の高い食品を摂取すること。
抗酸化機能が高いポリフェノールを多く含むベリー類が注目されるところですが、ボイセンベリーは特にこの機能が強く、ブルーベリーの6倍という値が報告されています。(国連食糧農業機関)
アントシアニン(目の健康に)
ボイセンベリーにはブルーベリーよりも多くのアントシアニンが含まれています。網膜内に存在するロドプシンという色素は、光の量によって分解‐再合成を繰り返しますが、負担が大きくなると再合成を正常に保てなくなり目の疲れを感じるようになるのです。
アントシアニンを補給することでロドプシンの再合成を活性化させ、目の疲労回復や予防につなげることが出来るのです。
またアントシアニンには微小血液循環の改善(毛細血管)、静脈血流の改善にも効果が確認されています。
エラグ酸(美白効果・エイジングケアに)
シミやソバカスの原因となるメラニンを生成するチロシナーゼという酵素の働きを
エラグ酸が抑制します。
また強力な抗酸化作用があるのでお肌の老化を防ぐ働きも期待できます。
ボイセンベリーにはエラグ酸が大変多く含まれています。
葉酸(ビタミンB9 ビタミンM)
細胞分化が活発な成長点で多く必要とされるので、特に妊婦さんや妊娠を計画している女性にとって必要な要素です。
造血作用に対しビタミンB12と協調して働きます。貧血防止に効果があります。
鉄分
鉄分は血液と非常に関係の深い必須ミネラル。酸素を体中に運搬する赤血球中のヘモグロビンの原料となります。鉄分を補給することは重要な貧血対策となります。
亜鉛
100種類を超える酵素の活性に関わる必須ミネラルです。免疫機構の補助、創傷治癒、精子形成、味覚感知、胎発生、小児の成長。不足すると様々な慢性的な生活習慣病が現れます。
ボイセンベリーに関する文献
アスベストの発がん性に対するボイセンベリー摂取の作用(相模女子大学)
ラット子宮標本の自動運動に対するボイセンベリー葉抽出物の作用